恒夫さんの持続可能な美浜町構想ver.2
日本は1990年代初頭から「失われた〇〇年」が継続しており、所得格差、地域格差、人口減少も進行しています。また、子ども、女性、高齢者などだけでなく、自然災害の被害を受けやすい地域に住む人々、「買い物難民」、物価高騰の直撃を受ける世帯など社会的・経済的弱者の範囲は広がっています。
こうした状況は、美浜町においてはより一層厳しいものがあります。特に、美浜町の地域経済は著しく疲弊、衰退しています。例えば、身近な問題として、コンビニすらない地区が多くあります。東部地区では、同級会を開催できる会場も消失しました。
また、1955年の美浜町誕生以降、海の汚染、砂浜の消失、ごみの漂着などが進み、「美浜」の名が泣いています。
美浜町の社会・経済・環境は衰退の一途をたどっているのです。まさに、「沈みゆく美浜町」です。
沈みゆく美浜町の再生と発展へ いまこそ 町政大転換!
1.町民、誰ひとり 置き去りにしません!
構想❶「子育て支援は最も有効な美浜町の未来への投資」!
国で検討されている「異次元の少子化対策」とも連携しつつ、幼児教育・保育、小中学校の給食費・学用品費、18歳までの医療費などの「完全無償化」を目指します。
構想❷「買物難民」「人口流出」などに対応:地域公共交通の連携・体系化!
- 巡回ミニバス、乗り合いバス、タクシー、鉄道、それに「自家用車を使ったタクシー」を加え、美浜町内の地域公共交通のきめ細かな連携・体系化を図り、自家用車なしでも買い物などができるよう公共交通の利便性を格段に高めます(ひとつのモデル:「北設楽郡地域公共交通網形成計画」)。その際、複数の地域公共交通などと医療、買い物、観光などのサービスとの連携を最適に組み合わせて予約・決済等を一括で行うサービス(「美浜町版マース」)を導入します。
- 一方で、美浜町内でのマグネティック技術を活用した自動車の自動運転の実証試験構想を支援します。
構想❸町民による地域おこし活動への支援
- 「森林環境譲与税」を活用した竹林利活用事業を創設します。
- 町民による各種の地域おこし活動が国、県、各種財団などからの助成金を獲得できるよう、公募情報の提供、申請や執行に関するアドバイスなどを行う支援窓口を設置します。
構想❹高騰する光熱費の大幅軽減(=生活費支援)!
- 家計支出に占める光熱費の比率が高い町内の約半数の世帯に、住宅用太陽光パネル・蓄電池を無償貸与します。パネル設置が困難な世帯には、町も出資する地域電力小売・発電事業者の太陽光発電から電力供給(「オフサイトPPA」))します。これによって、貸与などの対象世帯の光熱費(県内世帯年平均30万円)は大幅に軽減。町内から排出されるCO2排出量(12.4万トン(2020年))は約10%削減。
- 無償貸付などの財源は、①町外の事業者が町内に設置した大型太陽光発電に発電量に応じて課す法定外目的税の税収、②国の脱炭素交付金、によってまかないます。①の条例の制定(全国初)と②の交付金の獲得に挑戦します。
構想❺生業(なりわい)の支援・振興、進行する地球温暖化の影響・被害にも対処!
地域企業の生産性の向上、農林水産物の高付加価値化やブランド力強化、地産地消など生業(なりわい)の支援・振興とともに、町民のくらしや生業(なりわい)を地球温暖化の影響から護るため、国・県と連携して、町内の農業、漁業、観光、熱中症などへの影響・被害を予測・評価し、対応します。
構想❻役場の仕事のやり方改革!
「前例踏襲主義」、「『できない』理由探し」からの脱却。(若手)職員のアイデアを引き出す政策づくりプロセス。美浜出身の他業種経験者の積極登用。町民の目線に立った行政相談窓口の設置。
2.人と投資の呼び込み、資金の還流・域内循環などによる地域経済の再生・発展!
構想❼地域経済再生の達成目標の設定!
地域経済再生の達成目標は「世帯平均所得を2年後には全国平均に、4年後には愛知県平均に!」とします。「V字回復」を狙うより、着実な再生と発展の実現です。
構想❽美浜町出身者Uターン大作戦、都会・海外に住む若者・退職者の移住促進!
- Uターンを促進するため、空き家などの改修、雇用の斡旋(役場職員にも)、起業支援などに取り組みます。
- 都会や海外に住む若者や退職者が美浜町に移住し、美浜町ならではの農業、漁業、コミュニティ活動、大学での学び直しなどをしながら、(第二の)人生をエンジョイできる環境を整備します。美浜町は内閣府の「全世代・全員活躍型「生涯活躍のまち」」の取組を進めており、人の呼び込みにも貢献します。
構想➒投資の呼び込み!
- 「美浜の里構想」への投資の呼び込みを支援します。
- 「マグネティクス版シリコンバレー構想」(マグネティクス技術(超高性能磁気センサー、医療用磁石など)を開発する企業の美浜集結構想)の支援など企業誘致を推進します。
- マリンスポーツ施設などへの投資の呼び込み、地域おこし活動への助成金の獲得などを支援します。
構想❿町外に流出していた資金の還流・域内循環!
町外に流出している家庭の電気代・LPG代などの光熱費(年間27億円)の一部は、構想❹によって還流し、町内に残った額の8割が域内循環するとした場合、町内消費額は年々拡大し、10年目には10億円の増加、10年間の累積では40億円の増加となります。
構想⓫町民出資の太陽光発電事業、配当・元本償還は「みはま商品券」で支払い!
地域電力小売・発電事業者は、例えば一口10万円で出資者を募り、太陽光発電事業を行うことも考えられます。配当の支払いや元本の償還は地域内貨幣「みはま商品券」(仮称)で行えば、確実に町内で消費されます。
構想⓬運動公園の利用の活性化、児童・生徒の教育環境の整備!
- 整備中の運動公園については、大学との連携により、町内外から多くの学生、社会人、高齢者などが利用し、また、美浜に滞在してもらいます。2026年のアジア競技大会の会場になるよう調整します。
- 財政面の制約、公共施設の多機能化などをも考慮し、段階的な一貫校化など、町民、学区民の多様な意見を聴きながら、児童・生徒の教育環境を整備します。
構想⓭地域特性を活かす地域活性化構想の工程表(ロードマップ)づくり!
- 東海岸活性化構想(布土15号地、時志・北方リゾート、河和マリンタウン、矢梨海岸)
- 西海岸活性化構想(ビーチランド、リゾート・マリンスポーツ、灯台)
- 河和南部活性化構想(マグネデザイン研究所、ナチュラル村)
- 河和駅東国道交差点渋滞対策事業と駅・河和港間のまちづくりの一体整備 等
構想⓮国連地域開発センター(UNCRD)の誘致。美浜を持続可能な地域開発の世界的モデルに!
UNCRDを県の「美浜自然の家」に誘致し、大学などと連携して、美浜町の再生・発展の取組みを「持続可能な地域開発の世界的モデル」として発信します。内外から研修生が集まり、にぎわいある街になり、美浜町に国連の旗が立ち、町民の国際交流も進みます。
恒夫さんの持続可能な美浜町構想ver.1
1.町民、誰ひとり とり残しません!
構想❶すべての世代、すべての生業(なりわい。家業・職業)が希望を持てる「まち」を目指します!
- 高齢者、障害のある人、子どもなどの分野を超えて取組を一体的に行う重層的支援体制。医療・介護・予防・生活支援・住まいを一体的に提供する地域包括ケアシステム。中小・小規模企業の持続的な発展と生産性の向上。農林水産物の高付加価値化やブランド力強化、地産地消の推進。等
- 本構想の実現のためにも、町職員には「提案型」に転換してもらいます。美浜出身の他業種経験者も積極登用します。
構想❷家計を直撃する光熱費の高騰に全国の自治体で初めて挑戦します!
- 家計支出に占める光熱費の比率が高い約半数の世帯に、住宅用太陽光パネル・蓄電池を無償貸与(パネル設置が困難な世帯には、町の太陽光発電から電気供給(「オフサイトPPA」))。
これによって、貸与対象世帯の光熱費(県内年平均30万円)は大幅削減
。- これによって、町外に流出していた光熱代(年間27億円)が減り、町内に残った額のの8割を町内で消費すると、町内消費額は10年目には10億円増加し、10年間の累積では40億円の増加。また、美浜町のCO2排出量(12.4万トン(2020年))は約10%削減。
- 無償貸付や町の太陽光発電に要する経費は、全額、①町外の事業者が町内に設置した大型太陽光発電に発電量に応じて課す法定外目的税(全国初)の税収、②国の脱炭素交付金、によってまかないます。①②の獲得に挑戦します。
構想❸進行する地球温暖化の影響・被害にも対応!
地球温暖化による町内の農業、漁業、観光、砂浜消失、熱中症などへの影響・被害を予測・評価し、国・県と連携して対応。
2. 人と投資を呼び込み、美浜を再生し、発展させます!!
構想❹美浜町出身者Uターン大作戦、都会若者・退職者の移住促進
Uターン(恒夫さんもUターン組)を促進するため、住宅(空き家など)の改修、雇用の斡旋(役場職員にも)など。都会に住む若者や退職者が美浜町に移住し、美浜町ならではの農業、漁業、コミュニティ活動、大学での学び直しをしながら、人生をエンジョイできる環境を整備。
構想❺投資の呼び込み、地元の事業拡大支援
- 「美浜の里構想」の推進。
- 「マグネティクス版シリコンバレー構想」(マグネティクス技術(超高性能磁気センサー、医療用磁石など)の開発企業の美浜集結構想)の支援など企業誘致。
- 「森林環境譲与税」を活用した竹林利活用事業の創設。
- 地元企業の事業拡大の支援。
構想❻運動公園の利用の活性化など
- 整備中の運動公園については、大学との連携により、町内外から多くの学生、社会人、高齢者などが利用し、美浜に滞在。
- 財政面の制約などを考慮し、段階的な一貫校化など、町民、学区民の多様な意見を聴きながら、児童・生徒の教育環境を整備。
構想❼地域特性を活かす地域活性化構想の工程表(ロードマップ)づくり
- 東海岸活性化構想(布土15号地、時志・北方のリゾート、河和マリンタウン、矢梨海岸)
- 西海岸活性化構想(ビーチランド、簡保、リゾート・マリンスポーツ、灯台)
- 河和南部活性化構想(マグネデザイン研究所、ナチュラル村)
- 河和駅東交差点渋滞対策事業と駅から河和港までの間のまちづくりの一体整備 など
3. 国連機関を誘致し、持続可能な地域開発の世界的拠点に!!
構想❽ 国連地域開発センター(UNCRD)を愛知県の施設「美浜自然の家」に誘致。
大学や❶~❼の構想と連携して、美浜の地域開発を世界的モデルに。内外から研修生が集まり、にぎわいある街に。美浜町に国連の旗が立ち、町民の国際交流も。